
ベネズエラ大統領がキューバに亡命試みるも断念、一部兵士はブラジルに亡命申請
【5月1日 AFP】米国のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官は30日、ベネズエラの首都カラカスで軍が蜂起したことを受け、
同国のニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領がキューバへの亡命を試みたが、後ろ盾であるロシアによって制止され断念したと明らかにした。
ポンペオ長官は米CNNテレビに対し、「マドゥロ氏は滑走路に飛行機を用意していた。今朝(ベネズエラを)離れようとしていたものと把握している。だが、ロシアがマドゥロ氏にとどまるべきだと伝えた」と説明した。
米中央情報局(CIA)元長官のポンペオ氏は情報源については明らかにしなかったが、一般公開されている情報を確認すると同時に、
米当局が「現地の非常に多くの人々と話をした」と述べ、「マドゥロ氏の飛行機が滑走路に止められ、同氏が出発の準備をしていたことが、大変多くの会話からうかがえたことは事実だ」と語った。
https://www.afpbb.com/articles/-/3223253