
安倍晋三首相が15日に札幌市で参院選応援の街頭演説をした際、
ヤジを飛ばした数人が北海道警に排除された問題を受け、
立憲民主党道連の道下大樹副代表らは18日、
「公権力の乱用で表現の自由を著しく損なう」として、道警に再発防止を申し入れた。
15日は「安倍辞めろ」「増税反対」と叫んだ男女数人が報道陣の前で排除され、
専門家から「過剰警備」との指摘が出ている。
同党道連によると女性が18日に道連を訪ね、当日に安倍首相に批判的な内容の
プラカードを持っていたところ、道警側に行動を監視、制限されたとも明かしたという。
道連は警察による同様の対応が全国に広がったり、参院選中に国民が萎縮し
自由に政権批判をできなくなったりしかねないと指摘。
「いずれの場でも自らの思いを声にすることは保障されるべきだ」と申し入れた。
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190718/k00/00m/010/215000c