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新型ホームドア試作機完成 JR西日本
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JR西日本は20日、車両の扉の位置に合わせて開口部が左右に動く新型ホームドアを開発したと発表した。
多様な車両や編成の列車が乗り入れる駅のホームでは扉の位置が変わるため、ホームドアはロープが昇降する方式が一般的だった。
新型はホームを覆い、隙間をなくすことで安全性を高めた。
2023年に開業予定の北梅田(仮称)駅への導入を目指す。
新型は高さが2メートルあり、ホームを覆う「フルスクリーン型」。
上部から3層の扉をつり下げる仕組みで、ふすまのように横方向に開口部が動くことで、様々な列車の扉の位置に対応する。
デジタルサイネージ(電子看板)を備え、停車する列車の情報や広告などを表示する。
設置費用は従来の片側5億〜10億円より高額になる見通し。
北梅田駅は東海道本線とおおさか東線が乗り入れる予定。
31年に新線「なにわ筋線」が開業した後は南海電気鉄道も乗り入れるため、多様な車両への対応が求められる。
鉄道本部技術企画部の田中恭介チーフは「安全を担保できるよう精度を高めたい」と話す。