
働き方に関する議論が多かったのです。今の働き方改革でも問題になった、メリハリのない仕事ぶりも以前からです。
レジオン・ドヌール勲章を受章した仏文学者の飯田旗郎はそうした仕事ぶりを「虚飾虚礼」とし、
「もっとも上役の人達も、追従虚飾の勉強を喜ぶものが無いでもない」と、それを助長する上司の意識にも言及している。
日本人は勤勉と自ら言いますが、上司から勤勉に見えるように働いていたというのが実際です。
勤勉に見えるには、長時間会社にいなくてはならない。ダラダラやっているのに人に会えば「どうも忙しくて困る」(笑)。
効率の悪い働き方をしているという自覚に乏しい。
「100年前の日本」が今と驚くほど似ている事情
現代日本の問題を大正時代から考察してみた
https://toyokeizai.net/articles/-/326603?page=2