熊本県水俣市出身のシンガー・ソングライター、村下孝蔵がリハーサル中に
倒れて急逝するのは1999年である。46歳だった。
村下は1980年、「月あかり」でデビュー、5枚目のシングル「初恋」
(83年)のヒットで一躍、人気シンガーに仲間入りした。
〈五月雨は緑色 悲しくさせたよ 一人の午後は 恋をして淋(さび)しくて
届かぬ想(おも)いを暖めていた 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細工の心〉
「五月雨は緑色」「初恋はふりこ細工」といった比喩にみずみずしい村下の詩心が表現されている。
「初恋」の半年後に発売された6枚目のシングル「踊り子」もまた、
歌い継がれている。
〈つまさきで立ったまま 君を愛してきた 南向きの窓から 見ていた空が
踊り出す くるくると…〉
「つまさきで立ったまま」。聴き手を揺さぶるフレーズだ。透明感のある
歌声と合わせ、「初恋」「踊り子」などは抒情(じょじょう)派フォーク、
青春ソングとしては色あせることのない不朽の名作ともいえる。
https://www.murashita-kozo.com/
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水俣で村下孝蔵さん追悼コンサート 沢田聖子さん熱唱 [熊本県]
2018年07月20日 06時00分 西日本新聞
水俣市出身のシンガー・ソングライター村下孝蔵さん(1999年に46歳で死去)を
追悼するコンサートが8日、同市であり、約10年間ライブ活動を共にした歌手の
沢田聖子さん(56)が、村下さんの代表曲「初恋」など20曲を披露した。
2001年から毎年、村下さんの命日の6月24日に合わせ、全国でライブツアーを
行っている沢田さんは「私なりに村下さんの作品を伝えていけたらいいなと思い
(ツアーを)始めた。それぞれの思い出に浸っていただければうれしい」と呼び掛け、
水俣で3年ぶりの公演を盛り上げた。
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/434198/ なんかすげえ腰が低くて丁寧な人だったって友だちが言ってた
コンギョのパクリ 初恋のモデルになった女の人がドッキリで出てたけど美人やったわ
■ 踊り子
答えを出さずにいつまでも暮らせない
バス通り裏の路地
行き止まりの恋だから
何処かに行きたい 林檎の花が咲いてる
暖かい所なら何処へでも行く
つまさきで立ったまま 君を愛してきた
南向きの窓から 見ていた空が
踊り出す くるくると軽いめまいの後
写真をばらまいたように 心が乱れる
表紙のとれてる愛だから かくしあい
ボロボロの台詞だけ
語り合う日々が続き
坂道を駆ける子供達のようだった
倒れそうなまま二人走っていたね
つまさきで立ったまま 僕を愛してきた
狭い舞台の上で ふらつく踊り子
愛してる 愛せない 言葉をかえながら
かけひきだけの愛は見えなくなってゆく
つまさきで立ったまま 二人愛してきた
狭い舞台の上で ふらつく踊り子
若すぎたそれだけが すべての答えだと
涙をこらえたままつまさき立ちの恋
ラララ… ギターも相当上手いんだよなぁ
もうちょっとシュッとしたルックスだったら随分変わってたんだろうか
山葵のCM曲が良かった
ヒステリック農家が着物着て出てた奴
そらのおとしもの3期EDで何をカヴァーするのか
めっさ楽しみだったのにのに。
歌とルックスのギャップが和製クリストファークロスとか
>>26
でもたとえ懐メロとしてでもこれだけ愛されてたら大したもんじゃないかなあ 英語混じりの歌詞とかじゃなくてすごくきれいなんだよな
今聞くと、意外と電子楽器とかも使われていて、80年代歌謡曲っぽいんだよな
ボーカルと一部のアコースティック楽器だけ残して、基本アコースティック楽器で撮り直して欲しいわ
カラオケ行った時、春雨を心を込めて歌ったら周りが引いてた
いい曲なのに
「初恋」の歌詞は今の若い人が聞いたら気持ち悪いと思うかもしれない
「ストーカー?」とか「陰キャw」とか
めぞん一刻の曲は今聴くと
斉藤由貴も含めていいんだけど全部古い感じがすごい
歌詞カード読むだけで胸キュンさせる数少ない歌い手だった
見た目は犯人みたいだったけど
浜田省吾は好きじゃない
尾崎豊はガチで嫌い
それらと村下を同時進行でプロデュースしていた須藤晃はいまだに俺には理解できない存在だ
>>59
でも地味な小品的な楽曲に通低するものはあるような気がしなくもなくもない難しいことはよくわからんけど
歴史家、評論家でジャーナリストの徳富蘇峰(1863〜1957)の記念館が、
故郷である熊本県水俣市の水俣川の河畔にある。蘇峰は記念館近くの
水俣第一小学校の校歌も作詞している。
〈矢筈の山の空の色 月の浦わの波の音 清くさやけき水俣の われらは
踏まん人の道〉
この校歌を歌った児童の一人が村下孝蔵だ。村下は1953年に水俣市で生まれた。
水俣第一小へは出水小(鹿児島県出水市)から2年生時に編入した。
村下の父親は水俣市で映画館の「コトブキ映劇」「太陽映劇」を開業していたが、
出水市でも「泉映」という映画館を経営していた。村下は父親の仕事の関係から
出水小に入学した。出水市の詩人、岡田哲也(71)は少年のころ、
「泉映」によく映画を観(み)に行った。
「後に村下さんの父親がやっていたということを知りました。当時は
トイレの窓から忍び込んだこともありました」
村下が音楽に出合うきっかけになったのは実家の映画館だった。
2019年05月13日 17時00分 西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/feature/kayouibun/article/509723/ 本当にどこにでもいる見かけのおっさんから発せられる謎の美声
見た目はグッチ裕三似の小太りサラリーマン
そこから繰り出される超絶ギターテクと聞き惚れる美声
そのギャップがいいんだよな
とんかつ好きそうなおっさんからあんな声が出るんだな
本当に惜しい人を亡くした
もっともっと長生きして歌とギターを聞きたかった
■ 初恋
曲、詞:村下孝蔵
五月雨は緑色 悲しくさせたよ
一人の午後は
恋をして淋しくて
届かぬ想いを暖めていた
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた
浅い夢だから 胸をはなれない
夕映えはあんず色 帰り道一人
口笛吹いて
名前さえ呼べなくて
とらわれた心見つめていたよ
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
風に舞った花びらが
水面を乱すように
愛という字書いてみては
ふるえてた あの頃
浅い夢だから 胸をはなれない
放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた
浅い夢だから 胸をはなれない 生きてたら67歳か
現役で歌ってただろうなぁ
名曲も沢山作って
放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた
がキモい
女の子が男を見るのならいいけど
>>75
だから同時代でもカバーしたのは女子の三田寛子だったんだろうな もし尾崎は死ななかったら曲作れなくて
そのままフェードアウトして
自殺してそうな気がするんだよな
とても辻仁成みたいな立ち回りはできなさそうで
天皇太らせたような見た目でもサマになる歌作れる
清楚系のセックス女に歌わせたら股間にバリバリ来る曲になる
俺はケンモメンのガチ左翼だから後期の「釦」とか「この国に生まれてよかった」を今聞くと微妙な感想になってしまう
自分自身が単に変わってしまっただけ、といえばそれまでなんだが
狭い舞台の上でふらつく踊り子
のとこがいちばんすこ。
懐メロ特集みたいな番組でとんでもないイケボが聴こえて思わず画面見たらめちゃめちゃオッサンであまりのインパクトに爆笑しながらググったのが出会い
小田急乗っててロマンスカー見かけると
まーどのそーとをー♪って流れる
>>81
世代じゃないし最近村下孝蔵好きになった口だけど
確かにちょっと引いたわw >>80
残念ながらアイドルへの提供曲で大ヒットは作れなかったんだよ
吉田拓郎さだまさし中島みゆき松任谷由実といったあたりが既にヒットを出してる時代にそういう結果だった >>33
あの歌は基本ユニゾンコーラスになってて(裏で本人のコーラスが流れてる)
あの感じが出せないからうまく聞こえない >>7
当時明菜が大好きでアキナって曲作ったってのはマジなんか? >>47
コンサートが基本的にアコースティック。
お金がないので今回もバックバンドはいません。 >>70
>とんかつ好きそうなおっさんからあんな声が出るんだな
なんちゅう描写よw
他者に真似できない才能あるよ >>90
自殺未遂して低迷しきった頃に応援歌として作ったとは須藤晃が語ってる >>72
アウトロの、
浅い夢だから胸をはなれない
今もはなれない
の部分がすごく良い 深夜のテレビCMで売ってる歌謡曲を集めたCDで流れてたな
>>81
わさび見かけたら買ってみて下さいね。
売れても僕にお金が入ってくるわけじゃないんですけどね。
発売当時のコンサートMC。
別に右翼ってわけじゃないとも。
>>90
デビューした当時から好き、明菜ちゃんかわいい。
頑張って欲しいと一方的に作った曲、とコンサートMC。 急な雨に濡れた時
♪大人になっても夕立に
降られてばかりいます〜
と今でも口ずさんでしまう
水俣の潰れた映画館の息子だよ。
おやっさんは映画館を七軒経営してた。
水俣病とともに廃れていく水俣。
映画館潰れて水泳の特待で高校へ。
栄枯盛衰味わったと思うよ。
その当時の汚れきった水俣湾を念頭に「この国に生まれてよかった」
>>96
予選で歌った人がいても誰も通らなかったのかもしれない
正直難しいもん 改めて、村下孝蔵について調べてみたら
元奥さんの「ゆうこ」さんとの娘さんも
シンガーソングライターやってるみたいね。
youtubeにあるライブの午前零時いいなあ
アルバムだとなんか微妙だけど
この人ほんとオリジナリティー感じるんだけど
どの辺の影響受けてんだろう特に洋楽
村下孝蔵を沢田聖子が偲んで歌った親愛なる人へも良い歌だよ
梅雨明け前の青空は
ってやつやな
三重野瞳のdearestのもとか
もろ団塊オヤジ風が
ロマンチックな歌を弾き語りしてるだけ ギャップを楽しむモノ
>>108
ベンチャーズファンだったらしい
1人ベンチャーズというネタをステージでやってた 浜D省Gの影武者というか浜D省Gのバラードのうち何曲かは実は村下の作詞作曲説がある
俺は少女も好きだな
振り向いて僕を見つけ
嬉しそうに微笑んだ
名も知らぬあどけない少女よ
アルバムとかジャケットが切り絵風とかも風情があった
昔存命中にFM聞いてたら
村下の曲かけるときにエピソードで、
入院して自分は一回死んだ人間だから
これからは自分のためじゃなくて人のために歌うって話しているってDJが言ってたんだけど、
その後すぐになくなった
>>104
「何故か」のギターもライブのは凄く良いと思う