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休校・外出自粛の長期化で10代の妊娠相談が相次ぐ。 懸念高まる
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校の長期化や外出自粛に伴い、
10代の性被害や望まぬ妊娠への懸念が高まっている。
支援団体や窓口の中には濃厚接触を避けるため、
面談等の業務をやむなく縮小したり、人手不足に陥ったりするところもあり、
支援者らは「このままではセーフティーネットがなくなる」と訴える。
■バイトできずパパ活? 家に居づらく「彼氏の家に」
神戸市北区の「小さないのちのドア」が24時間365日行っている相談窓口には、
2月末以降、特に10代の女性から
「妊娠したかもしれない」という電話やメール、LINEが相次いで寄せられている。
当初は土日が中心だったが最近では毎日数件はあり、
既に妊娠検査薬で陽性反応が出ている子もいるという。
詳しく話を聞くと、休校や外出自粛で
「恋人や友人の家にずっと入り浸っていた」という例や、
「相手はかなり年上」「初めて会った人で、その後連絡がつかない」
という内容も増えてきたといい、
「飲食店等のバイトがなくなり、
パパ活や援交などに手を出している子も少なくないと感じる」
と相談に乗る助産師ら。
一方で、感染拡大への不安が高まる中、面談をキャンセルする人もおり
「目に見えないところで事態が深刻化していきかねない」と危機感を募らせる。
https://news.livedoor.com/article/detail/18140322/