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J.K.ローリングが自分の名声を台無しにするのに一番てっとり早い方法は、ツイートかもしれない。
米誌「フォーブス」は、「J.K.ローリングはツイートするごとに自らの遺産を破壊している」と題する記事を掲載した。
同誌のポップカルチャーコラムニストは『ハリー・ポッター』シリーズで知られる有名女性作家J.K.ローリングが投稿した一連のツイートを批判する。
発端は6月6日に人道支援活動専門のメディア・プラットフォーム「Devex」に掲載された「オピニオン記事:コロナ後の社会を生理がある人々にとってより平等なものにするために」という記事だ。
この記事の「生理がある人々」という言い方は、体の性は女性だが本人の性自認(心の性)は男性である「トランス男性」(体は女性なので生理がある)も
生理に関する保健衛生の問題に関係があることを示すために使われたものだ。この記事を引用しながらJ.K.ローリングは次のようにツイートした。
「“生理がある人々”とあるけど、そういう人たちを指す言葉があったはず。誰か思い出すのを手伝って。ウンベン? ウィンパンド? ウーマッドだっけ?」
J.K.ローリングはここで、「女性」(ウィメン)という言葉を忘れたふりをしている。そうして、「生理がある人」という表現を使うのではなく「女性」(ウィメン)という言葉を使うべきだとほのめかしているのだ。
包括的な表現をわざわざ否定したこの発言は、生理があるが性自認は男性であるトランス男性の存在を否定するものだとして、大きな批判を呼んだ。
この最初の発言のあと、「彼女のアカウントは突然“TERF”(ターフ)を批判する言葉であふれた」と「フォーブス」誌は報じている。
「TERF」(ターフ)とは、「trans-exclusionary radical feminist」の略で、直訳すれば「トランスを排除するラディカル・フェミニスト」だ。
この言葉はとくに、トランス女性は男女平等のための闘いや女性専用のスペースに参加すべきではないという考え方を肯定する人々のことを指す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d3f32d27f24fcd67e760a78aea0b144fefdfb3f