
https://news.yahoo.co.jp/articles/b28da871ecf38dc5255b21165fa56e2fa111b1d1
加賀まりこ、ひっそり事務所独立 年下カレと二世帯同居
緊急事態宣言が解除され、人通りも増え始めた東京・神楽坂。その中で、マスクをつけていても隠しきれないオーラを放つ女性がいた。女優の加賀まりこ(76才)だ。
行きつけの中華料理店の前で足を止め、店の女将と親しげに言葉を交わすと、ゆっくりとした足取りで自宅へと帰っていった。
「加賀さんも、神楽坂が長いからね」と言うのは件の女将。
「ひとり暮らし?いえいえ、加賀さんはお兄さん夫婦、それからパートナーのかたと一緒に暮らしていますよ」
加賀のパートナーは、かつてTBSの制作局にいた6才年下の男性だ。約20年近く事実婚状態にある。
「もともとは麻雀仲間だった2人が交際を始めたのは、加賀さんが60才を目前に控えた頃です。“最後の恋”と感じた加賀さんから交際をもちかけ、そこから5年越しで恋が実ったそうです。
幼い頃から暮らしている神楽坂の一戸建てを改築して、1階に兄夫婦、2階に加賀さんとパートナーが住む“二世帯同居”をしていると聞いています」(テレビ局関係者)
さらに最近も、加賀は人生の選択をしていた。3月末で長年所属していた芸能事務所をひっそりと退社し、個人事務所で芸能活動を続けているのだ。
「加賀さんの半生は華やかなものでした。17才でデビューした後、パリへ渡って現地の有名監督と交流し、日本でも有名なイタリアン『キャンティ』の常連として、三島由紀夫や丹下健三と友好を深めました。
ただ、それらはもう過去のものなのでしょう。去年は1年がかりでドラマ『やすらぎの刻〜道』(テレビ朝日系)という大仕事も終え、80才が近づき、終活の一環として独立したのだと思います。あまり知られていませんが
谷中霊園(東京都台東区)に墓地を購入したり日本尊厳死協会の会員になったりと、加賀さんは終活と向き合っている人なんです」(加賀の知人)
本人に、現在の心境をたずねてみた。
「『やすらぎ〜』が終わって、そのタイミングで独立したんです。特別なことは何にも。あんまりね、若くもないしバリバリ仕事するわけでもないから。ひとりが、個人事務所がいいなって。理由はそれだけ。それ以外特にないのよ」
飾らず、思うままに。それが加賀の終活術なのだろう。