
猛暑が続く日本列島。炎天下で体を動かすアスリートにとっては、夏バテ防止や体調管理が重要になってくる季節だ。
そんな中、ヤクルトでは現在、試合前練習でユニホームを着用せず、半袖&短パンで調整する選手を多く見かける。
この“クールビズ”での調整を発案したのは高津臣吾監督(51)だ。
この日、自身も半袖&短パン姿で神宮外苑での試合前練習を見守った指揮官は、意図を説明した。
「スライディングをしたりする人は別だけど、できるだけ軽い格好で。
明らかにわれわれの若いころとは(気温が)違うからね。これで少しでも体力温存できたり、やりやすいならOKだと思う」
年々最高気温も上がってきており、厳しい暑さが続いている。もちろんブルペン投球をしたり、守備練習や走塁練習をする選手はユニホームを着用する。ただ、投手陣は調整の中でブルペン入りせず、ダッシュのメニューをメインとする日も当然ある。昔とは違う暑さの中で、いかに試合で100%の力を出せるかを考えた際に“クールビズ”での調整もアリということだ。
「日本だけですね、短パンでやらないのは。アメリカもやったし、韓国も台湾も短パンでやっていた」と高津監督。
さまざまな環境で多くの経験を積んできたからこその柔軟な発想。
熱い戦いを見せるためには、試合前からホットになりすぎないことが重要なのかもしれない。
https://www.sanspo.com/baseball/news/20200818/swa20081818310006-n1.html
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