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和歌山も独自の対策で感染拡大を防いだ。
和歌山では、2月に国内初の院内感染が済生会有田病院で発生した。その際、仁坂吉伸知事は病院の出入り業者を含め、症状の有無にかかわらず病院関係者474人のPCR検査を10日間で断行。ほかにも病院周辺にウイルスを持ち込んだと思われる中国人旅行者がいなかったかなどの聞き込みを徹底した。陽性者を早期に隔離することで、約3週間で感染の広がりを断ち切ったのだ。
その迅速な対策は米ワシントン・ポスト紙から「和歌山モデル」と絶賛された。和歌山が国の指導の先を行く対策はほかにもある。血液内科医の中村幸嗣さんが説明する。
「国はICUでの治療や、人工呼吸器、ECMO(人工肺装置)を利用した段階で重症者とします。しかし和歌山はその前の酸素マスクをつけた段階で重症者とみなし、患者に手厚い医療を提供してきました。第一波の経験が生かされ、8月24日現在の死者はわずか4人と重症化を防いでいます」(中村さん)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e57474595fe31c31ec18a32d15af21db2b03f4c1