
菅義偉官房長官は7日の記者会見で、出馬表明した自民党総裁選(8日告示、14日投開票)の期間中も、自らは公務優先で取り組む考えを示した。
「災害対応をはじめ、必要な公務は引き続いて行っていきたい。公務をしっかり優先したうえで対応していきたい」と述べた。
総裁選で最有力候補に挙げられていることを受けて自身の著書がインターネット市場で高値がついていることについて
「野党時代に執筆した著作について、そんなに高くなっているとは承知していなかった」と笑顔を見せた。
また、菅氏は官僚の力を引き出すために心掛けていることについての質問に、「官房長官としての経験では官僚は優秀なので、政治が方向性と目標を示す。さらに責任を政治家が取る。
そういう中で、みんなが良い解決策を考えてくれる。そういう役割分担、また信頼関係が大事だと思う」と答えた。
https://www.sankei.com/politics/news/200907/plt2009070024-n1.html