陸上自衛隊のヘリコプターにレーザー光線 会社員を書類送検
2020年9月11日 14時07分
去年のラグビーワールドカップの開会式の日に、会場近くを飛行していた陸上自衛隊などのヘリコプターに向けてレーザー光線をあてたとして、53歳の会社員が威力業務妨害の疑いで書類送検されました。
調べに対し「騒音に腹が立った」と話しているということです。
書類送検されたのは、東京 府中市の53歳の男性会社員です。
警視庁によりますと、会社員は去年9月、上空を飛行していた陸上自衛隊と東京消防庁のヘリコプターに向けて、自宅の庭からレーザー光線をあてたとして、威力業務妨害の疑いが持たれています。
この日は、会社員の自宅から1キロほど離れた会場でラグビーワールドカップの開会式が行われていて、ヘリコプターが警戒にあたっていたということですが、レーザー光線の影響で飛行経路などの変更を
余儀なくされたということです。
警視庁によりますと、会社員が使っていたのは天体観測用のレーザーポインターで、調べに対し容疑を認め「複数のヘリコプターが上空を旋回していたので、騒音に腹が立った」と話しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200911/k10012612781000.html