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在韓米軍司令官、文大統領任期中の戦時作戦統制権移管不可を示唆
梁昇植(ヤン・スンシク)記者2020/09/12 09:01
在韓米軍のロバート・エイブラムス司令官は10日(現地時間)、「われわれが(戦時作戦統制権移管のプロセスにおいて)約束したことは、ゴールポストを動かさないということだ」と発言した。
エイブラムス司令官はこの日、米戦略国際問題研究所(CSIS)主催の画像会議に出席し、「2015年11月、韓米国防相の間で条件付きの戦時作戦統制権移管計画がとりまとめられ、26項目の具体的かつ重要な軍事的能力について規定したが、
この条件に合わせるには率直にやるべきことがさらに多くある」とした上で、上記のように述べた。
韓国の現政権が任期中(2022年)の統制権移管を急ぐ過程で、「基準の緩和」など条件を見直そうとする動きに懸念を示したと解釈されている。任期中の統制権移管は、現政権が掲げる主要な国政課題の一つだ。
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