たまごっちが発売されたのは1996年11月23日。
小型電子ゲームの部類の「キーチェーンゲーム」と呼ばれる一種です。定価1980円は当時の類似商品の中では割高のほうでした。
当初、メインターゲットは女子高生であり、それ故、売り方もティーン向け雑誌に特集を組んでもらい、あとは口コミに頼るという戦略を取りました。
バンダイの当初の売上目標は30万個で、通常この手の商品の初期生産が6万個前後だったことを考えると、これは異例の数字でした。同社は何か売れる確信をつかんでいたのかもしれません……
<誰も指摘しない下世話な要因>
狙い通り、初代たまごっちは発売されるや否や、女子高生の間で噂が広がり、わずか1週間で品切れ状態になるほどの人気を博しました。文献によっては「徐々に口コミで広がった」となっていますが、本当はすぐに品切れ状態になったのです。
中でも、白いタイプのたまごっちは希少種であり、10万円以上のプレミアがつくこともありました。あまりにも下世話過ぎて誰も指摘しないのですが、
それ欲しさに「やらせてくれる」女の子がいるという噂が一気に広がったのが、このブームの陰の立役者じゃなかったかなと、私は冷静に分析します。
なぜなら当時、学生だった私も必死に「たまごっち」を探しまわっていた一人だったからです。やっとの思いで海外版をゲットし、
とある女の子に貸してあげたのですが、違う男とくっついた挙句、借りパクされるという、なんともかっこ悪い過去が甦ります。若気の至りってやつですね(笑)
いずれにしても、メインターゲットである女子高生の枠を飛び越えて、そういったブームに乗りたい一般層にまで需要が波及したことで、
たまごっち争奪戦は一気に過熱化。発売から40日間で、目標の30万個を優に突破し、追加増産された15万個も瞬く間に売り切れてしまいました。
※余談ですが、セガとの合併話が破談になったのは、このたまごっちブームのおかげで、バンダイの経営が改善に向かったからだと言われています。
<結局は大赤字>
そう考えるとバンダイは、これでもかなり無理して増産していたことがわかります。にも拘わらず、依然として解消されない品薄状態に、消費者の不満が爆発。
「バンダイは人気を煽るために、わざと品薄状態にしてる」と批判されるようになりました。ピーク時には苦情の電話が1日5000件かかってきたそうです。
このあたりの構図は現在の任天堂スイッチをとりまく状況とそっくりですね。
消費者の声にこたえようと、バンダイが必死に増産体制に入ったことは言うまでもありません。同社はまず中国の工場をフル稼働させ、さらにタイやマレーシアにも生産拠点を確保。
1997年7月になってやっと月産300万個の体制を整えましたが、それでもまだ需要に追い付かず、拡大路線へ突き進みました。
しかし1998年に入るとブームは一気に沈静化しており、あとの祭り状態。残ったのは大量の不良在庫のみでした。結局、1999年3月、同社はやむを得ず250万個を廃棄処分するハメになります。
結果的に、初代たまごっちは全世界で4000万個を売り上げる空前の大ヒット商品となりましたが、無謀とも言える拡大路線で、
生産ライン確保にかかったコストや莫大な人件費によって、最終的に45億円もの赤字を叩き出し、幕を閉じました。
https://famicoms.net/blog-entry-2575.html パチモンと思ってたデジモンが割と長く人気出るとは思ってもなかった
いつのネタだよ
また再ブーム狙って新型出してただろ
>>7
みたいなのって年がら年中嫌儲に張り付いてるってこと? 貸すってなんだよ気持ち悪いな
こいつもたまごっちを通貨にして女を買ってたかレンタルしていたタイプだろ
白たまごっちがプレミア付きまくって5万とかで売ってたなぁ
ヤクザのシノギになってたw
これのおかげで戦隊オモチャの液晶がいつまでたってもモノクロだったとかって噂は本当なのか
当時の子ども向け雑誌読んだら色々と記憶が蘇りそうだけど
誰か持ってないの
月産300万個になってから更に増産とか頭おかしいだろ
海外市場ないから1年で国民の1/3に行き渡る
たまごっちって外国でも売れたのかよ
日本限定ブームだと思ってたわ
プリチャナーなのでプリたまGOを買った
コーデの見返りが無いと世話し続ける気にはならんねw
あのハード以外になんか64辺りまではソフトも色々出てたのは覚えてる
スマホアプリで出せばいいのでは?
なぜやらないのか
馬鹿力の企画に持っていった
おしりコインは貰えなかったな
ゲームとかグッズとかの売り上げを加味しても赤字なの?
これとポケモンの相乗効果で
育成系とかモンスター系はだいぶ流行った気がする
PSのゲームはやってたな
何で買ったのかイマイチ覚えてないが
これがあったからライダーベルトとかずっと品薄なのか
子供は欲しい言ってるのにどこにも売ってなくて苦労した
ゲームボーイ版新作が投げ売りされてるの見ていて少し経ってプレイしたところ
別に原版と比べて悪い点は無かった
たまごっちのゲーム性自体が飽きられてたか実は元からつまらなかったんだろう
ゲームボーイの投げ売りゲーながらオートセーブでリセットプレイ不能という、にくい仕様だった
なんで廃棄するんだよ
まだ欲しい人はいっぱいいただろ
>>22
ちょっと横に長いんだよな
2980円で少し高かった ピカチュウの万歩計は持ってたが
スライムのほうは買わなかったな
あれ育て方よくわからんかったし
1番不人気だったであろう水色っぽいやつ持ってたというか今でもとってある
きめつっちはどうなったの?
周りの誰も持ってないけど
>>11
そう 死ぬほどカッコ悪いでしょ
文句言いたいだけの老害おじさんですね >>4
バトル要素が人気を長持ちさせた
ポケモンに勝てなかったのはデザインと進化の猥雑さ
あと折角強キャラ育て上げてもすぐ死ぬ事 昔の友達が当時たまごっちのバッタもんを海外の工場で作ってヤクザに卸して一財産作ったとか言ってた
他にも違法コピーのゲームソフトとか海外で作らせて捌いてたらしい
今また流行ってるみたいで小学生のうちの子が遊んでるよ
通信たまごっちのアンテナはみていてオサレに思う。次世代、って感じ。
死んじまった後軽くペットロスに成るので俺には向かない事に気付いた
ソシャゲのデイリークエストもそうだけどたかがゲームを同じパターンで続けるのってクソつまんなくない?
たまごっち自体はアニメとかゲームとか機械とか
細々と長続きしてるよな
小三の娘に去年クリスマスにプレゼントしたよ。
今の通信出来て携帯アプリとも連動できてすごいよ。結婚させて子供に遺伝するの、さすがに夏には飽きてたけど、休校中の暇つぶしにちょうど良かった。
これ開発したまんさんが在庫過多の責任押し付けられて退職したのは草
増産したバカが悪いのに
プレイディアで会社傾かせてたまごっちで起死回生という辺りバンダイって結局オモチャ屋なんだよな
まあ個人的にはセガバンダイ見たかったが