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2020年のノーベル賞発表が終了し、残念ながら今年は日本人受賞者はいなかったが、有力候補がいた韓国からも受賞者は出なかった。
中国メディアの騰訊(テンセント)はこのほど、「これまで日本は多数のノーベル賞受賞者を輩出してきたが、韓国はなぜ全く取れないのか」と題する記事を掲載した。
記事はまず、東アジアの国で「ノーベル賞に最も近い国」は、日本、中国、韓国の順だと順位を付けている。
韓国がノーベル賞を取れないのはなぜだろうか。記事は、「人口が少ないこと」が理由の1つに考えられると分析。
人口が少なければそれだけ不利なうえに、韓国は多くの人材が応用科学の分野に集中し、基礎研究が弱くなったと指摘した。
ノーベル賞受賞者を多数輩出している欧州の場合、国ごとの人口は少ないが、欧州には国を超えて学ぶ合う土壌があるのでアジアとは違うとしている。
また、「工業化が始まった時期が遅かったこと」も関係していると主張。日本と中国はそれぞれ明治維新と洋務運動の時期に工業化が始まったが、
「韓国は日中よりスタートがかなり遅れた」としている。また、日中両国は政府が先頭に立って科学技術を段階的に向上させてきたが、韓国にはそれがないとも指摘した。
中国紙テンセント
https://xw.qq.com/?f=qqcom
2020/11/2
http://news.searchina.net/id/1694053?page=1