
陸自オスプレイで警告表示 駐屯地外の飛行中止 千葉・木更津
陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備された輸送機オスプレイをめぐり、防衛省の石川武報道官は10日の記者会見で、同日に予定していた駐屯地外への飛行を取りやめたことを明らかにした。
石川氏は「警告表示がディスプレーに出たので、具体的に何が問題だったのかを改めて点検している」と述べた。
暫定配備中の2機のうち1機が6日、駐屯地内でホバリングを行い、試験飛行を開始した。陸自によると、10日は同機が駐屯地内でホバリング中に警告灯が点灯。東京湾南部などでの飛行を中止し、点検作業を進めている。
陸自幹部は「安全性を含めて所要の機能、性能を発揮できるかを確認するのが試験飛行の目的の一つ。追加の点検項目が発生したら適切に対応する」と強調。駐屯地外への飛行時期は11日以降で調整している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d358953272c8004c5bf9fcaae1c92d3381e3d28a