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さすがに限界あった。タフすぎるクマムシ、宇宙からきたのでは説を検証してみたら | ギズモード・ジャパン
https://www.gizmodo.jp/2021/05/scientists-shot-tardigrades-from-a-gun-to-test-a-theory.html
クマムシを銃弾につめて発射。隕石で地球にやってきた説を検証
この実験ではまず、20匹のクマムシに「最後の晩餐」としてミネラルウォーターと藻を食べさせ凍らせ、冬眠状態にします。2、3匹でひとつのグループとしてナイロン製のシリンダーと水と一緒に入れます。
それをニ段式軽ガス銃に弾として詰めて、真空のチャンバーに敷かれた砂に向けて発砲。秒速556〜1000メートルで6発行きます。
シリンダーからクマムシを救出して蘇ってくるかをチェック。凍らされ、銃に詰められ、撃たれても奇跡的にクマムシたちは復活したそうです。
不死身か! でもさすがに秒速900メートルで1.14ギガパスカルの衝撃レベルになるとさすがに断片のみが採取されたということです。この大掛かりな実験は、どれくらいの衝撃でクマムシが死んでしまうかを知ることで、
クマムシが実は宇宙から地球にやってきたのではないか説を検証していたのです。もしクマムシを含む生命体がもし隕石の衝突で地球にやって来たとしたら、
その隕石の衝突のスピードと衝撃と同じくらいまでクマムシは耐えうる必要があるという理論です。