
https://www.sankei.com/article/20210806-GN5UBIKJQRJLHASE3WGJNU3PS4/
女性皇族、配偶者と子供は皇族とせず 有識者会議が調整
安定的な皇位継承策などを議論する政府の有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)が取りまとめを進める最終報告に関し、女性皇族が婚姻後も皇室に残る場合は当面の間、配偶者と子供を皇族としない方向で検討に入ったことが6日、分かった。秋までに行われる衆院選後に最終報告をまとめる方針。
有識者会議は皇族数の確保策について、@女性皇族が婚姻後も皇室に残るA旧宮家の男系男子が養子縁組などで皇籍復帰する―の2案を軸に法的課題などを整理するよう事務局に指示している。
7月26日の会合では最終報告に向けた方向性を確認。現在の皇位継承資格を前提に、秋篠宮さまの長男で皇位継承順位2位の悠仁さまが即位されて以降の皇位継承に関しては結論を得ることを見送る一方、「喫緊の課題」として皇族数の確保が必須としている。