韓国経済が「まさかのコロナ再拡大」で、いよいよ大変なことになっていた…!
足許の世界経済は、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で回復のペースが鈍化している。
その一つの例が韓国経済だ。
年初来の韓国経済は主には半導体などの輸出の増加に支えられて、緩やかに回復してきた。
しかし、感染が再拡大したことに加えて依存度の高い中国経済の減速が鮮明化していることから、同国の景気回復のペースは弱まっている。
10月上旬時点で韓国の感染者数を見ていて気になることは、ワクチン接種が増加しているにもかかわらず、新規の感染者数が増加基調で推移していることだ。
韓国の状況を考慮して世界経済の今後の展開を想定すると、動線の修復には時間がかかるだろう。
飲食や宿泊、交通などサービス業の業況は圧迫された状態が続きやすい。
また、感染の再拡大による動線の寸断は生産活動の制限や停滞につながり、供給制約が深刻化する展開も想定される。
中国経済の減速がさらに鮮明化すれば、世界経済の回復は一段と弱まるだろう。
石炭価格の高騰など資源高によって世界的なインフレ懸念も高まっている。
世界経済の先行きは楽観できない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2d13b8a0091217eca4877722c213374d851873e