「出勤指示」にコールセンター契約社員ら団体交渉を申し入れ 会社側回答は「担当者がテレワーク」
職場で新型コロナウイルスの感染が相次ぐのに出勤を指示されたとして、東京都新宿区のコールセンターで働く契約社員らが8日、従業員を休ませることや検査の実施を求め、会社側に団体交渉を申し入れた。
従業員が加入する労働組合の総合サポートユニオン(東京)によると、1月中旬から20人以上感染者が出た。
保健所の業務逼迫ひっぱくで職場の調査ができない中、会社は濃厚接触者はいないと判断し通常業務の継続を指示。契約社員らは1月26日からストライキを実施中だ。団交申し入れに対し会社側は「担当者がテレワークで不在」と回答、交渉に至らなかったという。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/159034