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【コラム】中国の影響力が浸透…韓国は世界12位
台湾民主実験室は該当の研究は各国の学者、専門家、記者、研究員、シンクタンク、民間機構、オピニオンリーダーなど幅広い人々を対象にしたと明らかにした。韓国も含まれている今回の調査結果は、どのようなものだったか。
まず、地域的に東南アジアが中国の不当な政治・経済的影響を最も多く受けていることが明らかになった。中国の影響が最も大きく及んでいる場所は東南アジアで最も親中国家指導者であるフン・セン首相が率いるカンボジアだった。
2位はシンガポール、3位はタイだった。4位は驚くことに南米のペルーだったが、米国が油断している隙を突いて米国の“裏庭”を突破して入り込んだ中国が中南米で資源狩りに乗り出していると民主実験室は明らかにした。
5位は中央アジアのキルギスタン、6位はフィリピン、7位はタジキスタン、8位マレーシア、9位台湾、10位オーストラリアであることが分かった。韓国は11位のカザフスタンに続き12位だという。米国が18位に位置し、日本は28位で中国の影響力がそれほど及んでいない国であることが分かった。
韓国が最も影響を強く受けている領域はどこだろうか。今回調査した36カ国の平均と比較した結果、経済領域がダントツの1位として現れた。
36カ国平均で中国の影響力は42%だった反面、韓国は72.7%で30%以上も高かった。韓国が次に中国の影響を強く受けている領域は法執行領域だった。
世界平均40%に反して韓国は62.5%を記録した。法執行は中国との司法共助を指すが、ここには外国人が中国公安に任意に捕らえられたり中国国籍の要人が中国に引き渡されたりする場合も含まれる。
https://s.japanese.joins.com/JArticle/291083?servcode=100§code=120