https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=2091 ▼この第20回放送は、速報ですから、大切なことであっても申さなかったことは幾つかあります。
それは、ぼくというひとりの議員が政府に提案してきた施策と、それから護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) がやはり政府に提案してきた施策、それらのうち、安倍総理と水面下で実質的に合意している施策について、安倍総理が退陣なさることで、事実上、白紙になる施策と、そうではない施策があるという事実です。
このうち前者をどうするか。
深刻なことに、前者の方が多いです。
しかし深刻だからゆっくり考えるのではなく、深刻だからこそ、この土日のうちに考えて決断し、月曜の早朝から動きます。
すなわち、9月15日に両院議員総会を開いて選出する方向が強まっている新総裁の登場を待たずに、動き始めます。
▼この「9月15日に選出へ」という方向は、上述の新動画の速報・第20回放送を収録したきのう8月28日金曜の午後6時半ごろには、まだ出ていませんでした。
その後、かなり、はっきりしてきました。
石破さんらは党大会を開けと主張していますから、逆に言うと、この二階幹事長の主導による「党大会を開かず、9月15日の両院議員総会で決する」という方向で決まるかどうかで、すでに、総裁選の結果のひとつが事前に出るに等しいです。
ただし、それはオールドメディアが推している候補が極めて不利になるだけであって、ほんとうの鬩(せめ)ぎ合いは、その先にあります。
▼総理の辞任表明から、一夜が明けつつある令和2年の8月29日土曜の未明にて、なによりも思うのは、安倍晋三総理への深きも深い感謝です。
総理、国家国民のためにありがとうございました。
思えば、この「令和」という元号も、ぼくがまことに不肖ながら長年、提唱し、安倍総理にも直に提案いたした「もはや漢籍 ( 中国の古典 ) から日本の元号を採るのではなく、国書から採りましょう」という考えをひとつの参考にされつつ、安倍総理がみずからのお考えを実行されて、実現しました。
もちろんぼくの提案など最終的にはまったく関係ありません。安倍晋三という稀にみる総理の真情が、国の歴史のひとつを変えた良き事例です。
もう一度、申します。みなさんと一緒に、申したいです。
われらが安倍総理、ありがとうございました。
こうべを垂れて、敬意と共感と謝恩を申しあげます。
そして、未完の目標である拉致被害者の救出、憲法九条の改正、日本経済の再生、武漢熱の克服のためにこそ、自由民主党衆議院議員としての安倍さんとの新たな連携をお願いいたします。
みなさん、たくさんの真情あふれるコメントをありがとうございます。
先ほど、夜半までにいただいた分のすべてを拝読し終わりました。