>俺はこれでも警察庁の裏公安のキャップをやっていたから
2022/7/28 05:00
亀井静香、山崎拓 保守長老が警告! 自.民.党を直撃する「旧統一教会爆弾」
https://mainichi.jp/articles/20220725/org/00m/010/002000d 事件の元になった世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自.民.党との
関係については亀井氏が答えた。
「晋三も政治家だから殺されるのは本望だろうが、ああいうとばっちりみたいな
死に方は可哀想(かわいそう)だね。
犯人に旧統一教会に対する恨みがあり、晋三がその団体と深い関係にあるとの
誤解から銃撃されてしまった。
だが、そんなこと言い出したら自.民.党国会議員は全員やられなければいけない。
大なり小なり、あそこには選挙の支援を受けている。
『世界日報』という新聞を出していて、いろいろな政治家にも取材に来ていた」
「俺はこれでも警察庁の裏公安のキャップをやっていたから、
旧統一教会の創始者の文鮮明がどういう人物か、その団体が何をしているか、
背景を知ってるが、反共なんだよ。
そういう意味では自.民.党議員もあまり警戒心なしに取材に応じ、
応援してもらっていた」
清和会が特に近かった?
「岸(信介)先生の時からの関係があるからね。
選挙では戸別訪問からビラ張りまで、普通の支援者が嫌がることをタダでやる。
信者だから動きがいい。
鶴の一声で団結して動く。
宗教団体の信者はだいたいそうだ。
自.民の友好団体に宗教団体が多いのもそのためだ」
資金的援助は?
「どうなのかな。むしろ、マンパワーだろう。
自.民.党を一生懸命やってくれるということで晋三もリップサービスした。
(ビデオメッセージを送った)それが犯人には、けしからんと」
その反社会性は?
「壺(つぼ)、印鑑などの霊感商法だろう。
日本は、宗教団体がいろんなことをやることに寛容だ。
戦前に宗教弾圧の歴史があったからだ。
宗教を批判する場合には相当言葉を選ぶ必要がある」
宗教2世問題だった。
「あそこだけでなく、宗教はどこでも貢いでしまう。
だからと言って入信するなとは言えないし、布教の妨害もできない。
宗教団体の面を被(かぶ)っている限りなかなか規制はできない。
詐欺で立件できるか。捜査2課長をやったが、そこまで捜査する力は警察にはない。
被害届がないとダメだが、なかなかそれは難しい」