米、サウジとの関係見直しへ
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d4f31fd72c694662ab20f5744eef5321ebec843
アメリカの政府高官は、バイデン大統領がサウジアラビアとの関係を見直す意向であると明らかにした。
アメリカのカービー戦略広報調整官は、11日の会見で、「安全保障上の利益にかなっているか、見極めるため議論するつもりだ」と述べ、バイデン大統領がサウジアラビアとの関係を見直す意向であると明言した。
OPEC(石油輸出国機構)とロシアなどでつくる「OPECプラス」が原油の大幅な減産を決めたことに不満を示した形。
ホワイトハウス・ピエール報道官「大統領は政権発足当初から、サウジアラビアとこれまでとは異なる関係が必要であると明確に述べてきた」
また、ホワイトハウスの報道官も、原油の減産を「利己的な行動」と批判し、サウジアラビアとの関係見直しを強調した。
アメリカ国内では、議会からもサウジへの武器輸出や安全保障上の協力停止などを訴える声が上がっていて、今後協議が進められる見通し。会談して原油の増産に期待を示していました。