
球史に残る「大炎上」試合、審判が初めて告白「言い出せなかった誤審」…「10年間ずっと謝りたかった」
高校野球史に残る「大炎上」試合として知られる、2012年の夏の全国高校野球・神奈川県大会1回戦
「日大藤沢VS武相」。前代未聞の「サヨナラインフィールドフライ」で幕を閉じ、
判定に納得いかない選手らが審判にくってかかったことが波紋を呼んだこの試合で、
審判を務めていた男性が読売新聞の取材に応じた。
高校野球史に語り継がれる“事件”が起きたのは2―2で迎えた九回裏、日大藤沢の攻撃だった。
一死満塁のサヨナラのチャンスで日大藤沢のバッターが放った打球が三遊間に上がる。
審判がインフィールドフライを宣告し、武相の遊撃手がキャッチした。
絶体絶命のピンチを切り抜けるまであと1アウト。武相ナインは守備の確認のためマウンドに集まった。
だが、その瞬間、タイムがかかっていないと見た日大藤沢の三塁ランナーが無人となった本塁に突入。
勝利を決めるサヨナラの1点を挙げた。
信じられない幕切れに、武相ナインは「タイムを取ったはずだ」と猛烈に抗議。
試合終了のあいさつではエースが帽子を取らずにベンチに引き返したことなども批判を浴び、ネットで大炎上することとなった。
https://www.yomiuri.co.jp/sports/koshien/20221113-OYT1T50085/
インフィールドフライでサヨナラ 日大藤沢vs武相
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