
【同性婚保護法】アメリカで成立 国レベルで権利を保障
アメリカで、同性婚の権利を国のレベルで保障する法案が13日、バイデン大統領の
署名を経て成立しました。新たに成立した「同性婚保護法」は、同性同士の結婚などの
権利を国のレベルで保障する内容で、
同性婚が合法とされる州で結婚したカップルが別の州に移っても、結婚を有効と認める
規定も盛り込まれました。バイデン大統領「結婚とは単純な問いだ。誰を愛するのか?
その愛する人を大切にすると誓うかどうかだ」
同性婚をめぐっては、連邦最高裁が、同性婚の権利を認めた判例を覆す可能性が
指摘されています。バイデン政権と与党・民主党は、こうした懸念を受けて、
法制化に踏み切った形です。
バイデン大統領は、連邦最高裁が今年6月に中絶の権利を認める判例を覆したことを
「アメリカ人の重要な権利を奪った」などと批判し、同性婚の権利保護の重要性を訴えました。
(2022年12月14日放送)
https://news.ntv.co.jp/category/international/08af8812f2644169b35de7b575f8323e