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楽天グループの三木谷社長、前期の報酬総額は約4割の減少
業績に連動する賞与はゼロ
https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/663309
楽天グループの三木谷浩史社長の前期(2022年12月期)の報酬総額が前年度比で約4割減り1億600万円になったことが、同社が提出した有価証券報告書で分かった。前期決算はモバイル事業の不振から過去最大の赤字となった。
同社が30日、関東財務局に提出した報告書によれば、三木谷社長の基本報酬は1000万円、業績に連動する賞与はゼロで、株式報酬型ストックオプションは9600万円だった。前の期は基本報酬と賞与は同じで、ストップオプションが1億6000万円だった。
楽天Gが2月に発表した前期決算は、営業損失が3639億円と前の期の1947億円から87%拡大した。クレジットカードや楽天証券などフィンテックの好調を背景に、売上高は前の期比15%増と過去最大になったが、モバイル事業の営業損失は4928億円と赤字が拡大した。
楽天Gは同日、定時株主総会を都内のホテルで開催、324人の株主が来場した。広報担当者によると、株主からはモバイル事業についての質問が複数あり、三木谷社長は今後テクノロジーを使用しコストを下げていくほか、楽天モバイル単体で利益を上げていくと説明した。