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「トランスジェンダー女優」がカンヌ国際映画祭で主演女優賞…フランスの30代女性政治家「受賞したのは男性」(中央日報日本語版)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e20cd18035e3ee43be74f7ab2b3633fac4250a53
第77回カンヌ国際映画祭でトランスジェンダー女優が主演女優賞を受賞すると、フランスのある極右政治家が「賞を受けたのは男性」と言って告発された。
【写真】第77回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞した女優カルラ・ソフィア・ガスコン
28日(現地時間)、日刊紙「ル・フィガロ」などによると、性的少数者の人権団体6団体は前日、トランスジェンダー女優に侮辱的な発言をした疑いで、フランス極右政党「ルコンケット(失地回復)」所属の政治家マリオン・マレシャル氏(34)を告発した。
この団体を代理した弁護士は「マレシャル氏の発言はトランスジェンダーの存在自体と彼らが日常的に受ける暴力と差別を否定すること」と批判した。
今月25日に閉幕したカンヌ国際映画祭では、フランスのジャック・オーディアール監督の『エミリア・ペレス』に出演した女優カルラ・ソフィア・ガスコン、アドリアンナ・ファズ、セレーナ・ゴメス、ゾーイ・サルダナが主演女優賞を共同受賞した。
このうち、ガスコンは男性から女性に性転換した女優で、カンヌ映画祭でトランスジェンダー女優が主演女優賞を受賞したのは初めてだ。
この映画は当局の追跡を避けるために性転換手術をしようとするメキシコカルテルのボスとその人を助ける女たちの話で、ガスコンが主人公役を演じた。
この日、ガスコンは受賞の感想で「苦しむすべてのトランスジェンダーに賞を献呈する」と明らかにした。
ガスコンが賞を受けた翌日、マレシャル氏はX(旧ツイッター)に「カンヌで主演女優賞を受賞したのは男性」とし「左派にとって進歩は結局女性と母親の消去」と受賞を批判した。
また、告発されたということを受け、この日再びXに「どんな司法的脅迫も私を沈黙させることはできない」とし「私は真実と現実、そして女性削除拒否の側に立ちたい」と書いた。
マレシャル氏はフランス極右政治家ジャン=マリー・ル・ペン氏の孫娘であり、国民連合(RN)のマリーヌ・ル・ペン議員の姪だ。現在、国民連合ではないもう一つの極右政党ルコンケットの所属で、今回の欧州議会選挙に出馬した。