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石油は地球にどれだけ残っているのか?人類が石油を使い果たしてしまう日は来るのか?
石油は堆積した植物や藻の遺骸に由来する燃料であり、さまざまな乗り物の燃料や化学製品の製造などに広く使われていますが、いつの日か枯渇してしまうことが懸念されています。科学系メディアのLive Scienceが、地球の中にはどれだけの石油が残っているのか、人類が石油を使い果たしてしまう日が来るのかについて解説しています。
人類が大規模に石油を採掘・利用し始めたのは19世紀半ばのことであり、それ以来ガソリンやプラスチック、アスファルト、その他多くの製品を作り出すために急速に石油が掘削されています。その速度は自然の力が生物の死骸を石油に変えるよりも圧倒的に速いため、ある時点で石油が枯渇すると考えるのは妥当です。
しかしLive Scienceは、「端的に言えば石油の一部は南極大陸のようなアクセスできない場所にあり、一部は地球の奥深くで作られているため、石油の全体量を定量化することすらできません。ですから地球自体の石油が完全に枯渇することは決してないのです」と指摘しています。
とはいえ、地球のどこにどれくらいの石油があるのかについて、大まかな全体像は判明しているとのこと。動植物を埋没させるのに適した条件を生み出す海盆の発達や、有機物を石油に変質させる熱や圧力を生み出す地殻の動きなど、石油の産生に深く関わるプレートテクトニクスについての理解が深まっているため、油田のある場所についておおよその見当は付くそうです。
https://gigazine.net/news/20240603-how-much-oil-left-run-out/
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