
ミカンをもむと甘くなる? 専門家に聞いてみた
1/13(月) 10:50配信
日本農業新聞
食味変わらず 傷む恐れも
ミカンをもむと甘くなる――。このうわさ、一度は聞いたことがある人もいるのではないだろうか。他にも「腐ったミカンを取り除かないと他のミカンも腐る」「食べ過ぎると顔が黄色くなる」とミカンにまつわるうわさは複数ある。実際どうなのか調べた。
まずは「ミカンをもむと甘くなる」といううわさ。千葉大学名誉教授で園芸植物育種研究所の丸尾達理事長に聞くと、「効果はないでしょう」と答えた。
丸尾理事長によると、ミカンをもむと細胞がダメージを受け、ミカン自身がクエン酸と糖をエネルギーにして、修復しようとする。クエン酸の消費に時間がかかることから「もんですぐ味が変わることはない」という。
消費されるクエン酸は微々たるもので、「舌で感じられるほどの変化はない」と丸尾理事長。ダメージを受けた分、傷んでしまう恐れがあるとして「もまずに食べることを勧める」と話す。
※以下ソース※
https://news.yahoo.co.jp/articles/05d287e66894c6433b8ef6887576bd9e763c72fc?page=1