>>216 AIでファクトチェックする癖つけた方がいいよ
2025年7月5日4時に世界的な大災害が起こるという予言について、ホピ族や占い師が関与しているという主張をファクトチェックします。この予言は、特に日本のインターネットやスピリチュアルなコミュニティで話題になっていますが、その起源や根拠を検証してみましょう。
### 1. ホピ族の予言との関連
ホピ族はアメリカ先住民族で、伝統的に自然や宇宙のサイクルに基づく予言を伝えてきたことで知られています。特に有名なのは「青い星(ブルー・カチーナ)」が現れることで「浄化の時代」が始まるという予言です。しかし、ホピ族の予言には具体的な日付(例えば「2025年7月5日4時」)が明示されているという証拠は見つかりません。彼らの予言は象徴的で抽象的なものが多く、具体的な災害や時刻を予測する形では伝えられていないようです。
「2025年7月5日」とホピ族の予言が結び付けられているのは、主に都市伝説やスピリチュアル系の情報発信者による解釈のようです。例えば、一部のウェブサイトやYouTube動画で「ホピ族の予言がこの日に符合する」と主張されていますが、ホピ族の公式な記録や文化研究からはそのような具体的な日時が裏付けられていません。したがって、ホピ族がこの日時を直接予言しているという主張は、根拠が薄弱と言えます。
### 2. 占い師や他の予言者による主張
「2025年7月5日4時」に大災害が起こるという話は、日本の漫画家たつき諒氏の著書『私が見た未来』に由来する部分が大きいです。たつき氏は1999年に出版したこの本で、東日本大震災(2011年3月)を予言したとされ、注目を集めました。その後、2021年の『完全版』で「2025年7月5日4時18分」に巨大津波が起こるという新たな予知夢を記載しました。この時刻が「4時」とされているのは、恐らくこの記述が基になっています。
ただし、たつき氏自身がこれを「予言」ではなく「夢の記録」としており、科学的根拠や確定的な予測ではないと強調しています。また、他の占い師やスピリチュアル関係者がこの日を危険視する発言をしている例もあります(例: Love Me Doや水晶玉子)が、彼らの予測も星回りや占術に基づくもので、具体的な災害を確定する証拠には欠けます。例えば、水晶玉子氏は2025年7月が「運気の悪い時期」と指摘しますが、「絶対に災害が起こる」とは断言していません。
### 3. 科学的視点からの検証
科学的には、2025年7月5日4時に隕石衝突や巨大地震、津波などの大災害が起こるという予測を裏付けるデータはありません。例えば:
- **隕石衝突**: NASAや他の宇宙機関が監視している近地球天体(NEO)のリストに、2025年7月に地球に衝突する可能性のある物体は報告されていません。
- **地震や津波**: 南海トラフ地震など日本で懸念される自然災害は確率論的に議論されていますが、特定の時刻(「7月5日4時」)をピンポイントで予測する技術は現在の科学では存在しません。
- **ホピ族の天体現象との関連**: 「青い星」が彗星や隕石を指すとしても、2025年に特異な天文現象が予定されているという公式発表はありません。
### 4. 結論
- **ホピ族の関与**: ホピ族が「2025年7月5日4時」に大災害を予言したという明確な証拠はなく、後付けの解釈による可能性が高い。
- **占い師の予言**: たつき諒氏の夢や一部占い師の予測が起源だが、これらは個人的なビジョンや占術に基づいており、客観的根拠に乏しい。
- **科学的根拠**: 特定の日時に世界的大災害が起こるという主張を裏付けるデータはない。
したがって、「2025年7月5日4時に世界的大災害が起こる」という予言は、現時点ではフィクションや憶測の域を出ないと言えます。ただし、自然災害は予測が難しいため、特定の予言に頼らず日常的な防災準備をしておくことは合理的です。予言を過度に信じるのではなく、情報源を批判的に見極めることが重要です。