2017/06/05
【資源】房総半島沖にレアメタル含む岩石 東京23区の1.5倍の規模 [無断転載禁止]c2ch.net
http://2chb.net/r/newsplus/1496632286/ 千葉県の房総半島からおよそ350キロの海底に、コバルトなどの希少な金属「レアメタル」を多く含んだ岩石の集まりが、
東京23区の面積のおよそ1.5倍の規模で広がっていることが、海洋研究開発機構などの調査でわかりました。
機構では、日本近海での海底資源開発の可能性について、引き続き調査を進めたいとしています。
2017.6.6
千葉・房総沖はレアメタルの宝庫 海底に「コバルトリッチクラスト」確認
https://www.sankei.com/economy/news/170606/ecn1706060004-n1.html
房総半島沖の海底から採取した厚さ13センチの「コバルトリッチクラスト」 =5日午後、文部科学省
コバルトリッチクラスとが広がっている場所
海洋研究開発機構や茨城大、高知大などのチームは5日、レアメタル(希少金属)を含む岩石「コバルトリッチクラスト」が、
千葉県・房総半島の東約350キロの海底に広がっているのを確認したと発表した。面積は東京都の半分ほどの約950平方キロ
と推定した。
チームは4月、無人探査機「かいこう」で、海底の山の尾根を水深約1500メートルから約5500メートルまで調査。
一面にコバルトリッチクラストが広がっていたため、山全体がほぼ覆われていると推定した。厚さ13センチの岩石も採取した。
チームは昨年、本州から南東に約2000キロ離れた南鳥島沖でも同様の岩石の分布を確認した。
2017年6月5日
本州近海の斜面に厚いコバルトリッチクラストの広がりを確認━JAMSTEC、茨城大教育学部・伊藤孝教授ら
https://www.ibaraki.ac.jp/news/2017/06/051041.html 2017年6月7日
房総沖海底にレアメタル含む岩石の広がりを発見 海洋研究開発機構など
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/06/20170607_01.html
画像1. 今回、過去にそれぞれ探査した拓洋第3海山、拓洋第5海山の位置(JAMSTECなど研究グループ提供)
画像2. 探査対象のそれぞれの水深地点に広がるコバルトリッチクラストの様子(JAMSTECなど研究グループ提供)
画像3 それぞれの水深地点から採取されたコバルトリッチクラスト(JAMSTECなど研究グループ提供)
千葉県・房総半島沖の海底にレアメタル(希少金属)を含む岩石「コバルトリッチクラスト」が広がっていることを、
海洋研究開発機構(JAMSTEC)と高知大学、茨城大学、筑波大学の共同研究グループが見つけ、5日発表した。
JAMSTECなどの研究グループは、無人探査機「かいこうMK-W」を使用して、千葉県・房総半島沖の東南東約350キロの
排他的経済水域にあり、「拓洋第3海山」と名付けられた海底の山の斜面を探査した。探査地点は水深1,400〜1,700、
2,500〜2,700、3,200、4,300、5,500各メートルの5地点。
探査の結果、拓洋第3海山の斜面一帯が厚いコバルトリッチクラストに覆われていることが確認された。
共同研究グループは、多数のコバルトリッチクラストを採取、これらの中でも3,200メートルの水深から採取したものは
厚さが13センチあったという。
共同研究グループは昨年2月に、本州から南東に約1,800キロ離れた海底の山(拓洋第5海山)でもコバルトリッチクラストの
分布を確認している。同グループは「厚さ13センチは北西太平洋のコバルトリッチクラストとしては最大級の厚さ」としている。
コバルトリッチクラストにはコバルトやニッケル、テルル、白金などが含まれている。今回の探査結果がすぐに有用資源採掘
につながることはないとみられるが、今回の発見海域が本州から近いことから共同研究グループによると、
(採掘に向けた)調査・開発技術の実験海域として利用が期待できる、という。
探査は戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)課題「次世代海洋資源調査技術(海のジパング計画)」の一環として行われた。