2020年の世界平均気温「史上最高タイ」に
2020年は新型コロナウイルスの脅威に振り回された異様な一年となりましたが、気温の上でも異常な年だったようです。
欧州の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は8日(金)、昨年はこれまでで最も暑い年だった2016年に並び、観測史上もっとも暖かかったと発表しました。
2020年の世界の平均気温は、産業革命前(1850年~1900年の平均)と比べ1.25度(摂氏)高く、2016年とほぼ同じだったと言います。
■ラニーニャ現象なのに
2016年と並ぶとはいえ、2020年の高温記録は、かなりの意味を持っています。
というのは、昨年はラニーニャ現象が発生していたからです。
ラニーニャ現象とは、東部太平洋の赤道付近の海水温が平年よりも低くなる現象で、これが起きると世界気温が下がる傾向にあります。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
森さやか | NHK WORLD 気象アンカー、気象予報士 1/10(日) 6:54
https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20210110-00216927/