南極の厚さ900mの氷の下で未知の生物が発見される
2021年2月15日、南極で調査を行っていたイギリス南極観測隊(BAS)が棚氷の下約1200mの海中で新種の生物を複数発見したと報告しました。
生物は海綿動物を含む数cm程度の種で、このような過酷な環境下で生息する種は今までにほとんど発見されておらず、研究者たちは詳しい調査を開始するとしています。
(中略)
BASの調査チームは、南極海の海域の一つ「ウェッデル海」の「フィルヒナー棚氷」下の海中で新種の生物を発見しました。
BASが棚氷の大陸側の縁から260km離れた地点で厚さ900mの棚氷を掘削し海中をビデオ撮影したところ、深さ1233mの地点にある海中の岩に未知の生物が複数付着している様子が確認されたとのこと。
これらの生物は茎のような部位を持つ海綿動物、茎のような部位を持たない海綿動物、茎のような部位を持つホヤやヒドロ虫類などのその他の刺胞動物とみられる分類群に分けられ、最大の個体は約6.6cmであったとのこと。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
Gigazine 2021年02月16日 17時00分
https://gigazine.net/news/20210216-antarctic-sponge-under-the-ice-shelf/