サルモネラは生存を有利にするため腸の栄養環境を操作していた
サルモネラは食中毒の原因になる細菌です。
食べ物やペットからサルモネラに感染すると、嘔吐、下痢、発熱などの食中毒症状を引き起こします。
人間の胃や腸にはこうした病原体と戦い体を守る仕組みがあるにもかかわらず、一体どのようにしてサルモネラに感染するのでしょうか?
その答えの一つが、アメリカ・カリフォルニア大学(University of California)のアンドレアス・バウムラー(Andreas J. Bäumler)氏らの研究により発見されました。
サルモネラは小腸で炎症を起こし、アミノ酸の正常な吸収を邪魔して腸内の栄養素のバランスを崩すことで、自分たちが大腸で生き残りやすい環境を作り出していたのです。
研究の詳細は、2024年11月15日付で科学誌『Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America』に掲載されています。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
ナゾロジー 2025.01.19 17:00:48
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/166565