かつて梁会長の下で事務総長を務め、現在は会長となった金在根氏が語る。
「おかしなことになったのは、〇九年からでした。梁会長が賠償金詐欺の前科がある張ソンヒという女性を団体に連れてきたのです。
私が強硬に反対したところ、事務総長を解任されてしまいました。その後は、梁氏の息子が事務総長に就き、経理を任されました。
この頃から、梁会長と団体の知名度を活かした会費集めの詐欺が大々的に行われるようになったのです。
アメリカや日本の弁護士も、チラシに名を連ねて宣伝材料に使われました。
二〇一一年の警察の捜査を受けて、私たちは梁氏を除名処分としました。梁氏は裁判では『すべて張がやったこと』と自身の関与を否定していますが、
考えられないことです。私たちは梁氏に経理資料等を再三にわたって請求していますが、いまだに応答はありません。
会員から集めた多額のカネがどこに消えたのか、まったくわからないのです」
被害にあった六十代の女性会員もこう憤る。
「友人からも会費を集めて、合計で八百万ウォン(約八十万円)を支払いました。梁会長は『自分の婿は日本で記者をやっているので、私も日本で待遇がよい』と自慢げに話していて、
私も海外で活動するすごい人なのだと信用していました。彼女は知名度を利用して人を騙したのです」
そして、今年二月十一日、ソウル中央地裁は張氏に懲役七年六ヵ月の実刑判決を言い渡したが、なぜか梁氏には無罪を宣告した。
詐欺事件について聞こうと梁氏に電話をかけると、大声でこうまくし立てた。
「私は、裁判で無罪が認められた無実の人間だ。だが、デタラメな記事のせいで、いろいろ台無しになってしまった。
私の婿(植村氏)は朝日新聞の記者だが、私が詐欺師みたいに報じられたため、彼も日本で批判されて新聞の部数が落ちる原因にもなっていると開いた。それで会社を辞める羽目になった。
その後、大学の教授に任用されて教鞭を執る予定だったが、大学にもクレームが入ったのか、受け持ちの授業がなくなった」
梁順任本人が語ってるんだから間違いないw
http://www.shoin.ac.jp/news/2014/03/000697.html この記事が植村の着任前に教授職キャンセルの最大の要因だね。