東京都千代田区丸の内のビル建て替え工事現場で11日夕、男性作業員3人が死亡した事故で、
警視庁丸の内署は12日、死亡した3人全員の身元が判明したと明らかにした。
身元が判明したのは、いずれも内装工の生川(なるかわ)信一さん(43)=千葉県船橋市中野木、土谷剛さん(51)=東京都目黒区原町=と、
会社員の小林義行さん(48)=江戸川区南葛西。
同署によると、5階で土谷さんが内壁の基礎工事をしていたところ、足場の鉄板が突然外れて約25メートル下に転落。
生川さんと小林さんとともに地下3階まで転落したとみられる。
室内作業だったため、いずれも安全帯や命綱を付けていなかった可能性があるという。
同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて、関係者から事情を聴くとともに詳しい事故原因を調べている。
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2017年8月12日 10時50分 産経新聞